雑史

思ったこととかメモとか

オブジェクト指向でなぜつくるのか 第7,8章

はじめに

kzk0829.hatenablog.com

これの続き
今回は深い内容ではなかったのでまとめて

第7章 汎用の整理術に化けたオブジェクト指向

オブジェクト指向の考え方は、システム開発における上流工程にも当てはめることができますよ。という章
それは、

という考え方として適用できる。

これらの考え方は、現実世界に適用することができる。

「従業員クラスのAさんインスタンス、Bさんインスタンス」(集合論)やある特定の役目を持つメソッドを呼び出していく仕組み(役割分担)など。

この章はボリュームも軽く、こういうことができますよという紹介だった。

第8章 UMLは形のないソフトウェアを見る道具

UML(Unified Modeling Language)の紹介の章
UMLとは、ソフトウェアの内部構造を図で表現するための書き方のこと。

個人的にUMLは見たことあったものの、言葉は知らなかったし、あまり馴染みはない。

UMLには13種類のダイアグラムがあり、様々な工程、領域に汎用的に対応できるようになっている。

使い方は3つある。

  1. プログラム構造や動作を表現
  2. クラス図
    • 図によって視覚的にクラスの呼び出し関係をみる
  3. シーケンス図
    • プログラムやメソッドの実行順序を表現
  4. コミュニケーション図

  5. 汎用の整理術の成果物を表現

  6. クラス図
    • 現実世界の物事の関係を表現
  7. シーケンス図
    • 役割間のやり取りを時系列で表現
  8. コミュニケーション図

    • 役割間のやり取りを構造を中心に表現
  9. オブジェクト指向を表現

  10. ユースケース
  11. アクティビティ図

上記にあげたのは一例だが、共通していることは、様々な形でシステムの内部を表現しているということ。
実際にUML図を作成したことはないし、見たこともなかったので、このようにまとめるだけで勉強になった。
これはCtoCのSaaSサービスやWebサービスというよりは、デカ目のエンタープライズシステム向けの考え方なのかなと感じた。