雑史

思ったこととかメモとか

リーダブルコードを読んで

はじめに

2年目エンジニアも終わりそうな今更、やっとリーダブルコードを読了したので感想とか。
実は、1年目の6月くらいに先輩に勧められて購入したものの、実務に入っておらず、読んでもあまり頭に入ってこなかったので諦めていた。
今なら血肉になるのではないかと思い改めて読み始めてみたもの。

対象読者

結構巷では初学者が読むべきと書かれていることも見る。
内容的にも割と基本的なことが多いが、個人的には、実務経験を積んだ人が読むことでより意識して良いコードが書けるようになるのではないかと感じた。

内容とか感想とか

1部【表面上の改善】

変数や関数の命名について、コードの表面上の統一性、コードブロック、コメントなど表面上について書いてあった。
特にコメントについては、あまり強く意識したことはなかったので為になった。
変数名、関数名、読みやすさなどはチーム開発において、コードを読むことに対して大きく影響を与える。
他人=チームメンバーや数ヶ月後の自分が少ないコストでコードを理解することに役立つ為、常に意識し、改善していくべきだと思わせられた。
この1部は初学者でも読みやすく意識しているとチーム開発にもスッと溶け込めると思う。

2部【ループとロジックの単純化

行数を短くするよりも、他の人が理解するのにかかる時間を短くする。

この1文に内容は詰め込まれている。
ループ内部のネストを浅くすることや、変数スコープを小さくするなどは割と、日常的に意識できているのではないかと思う。
ただ、説明変数を作ったり、要約変数を作ることは割とチームの文化であったり、好みにもなってくるのかなと感じた。
バランスも難しいが、コードが増えていくことを考えると上記の変数達はあったほうがいいのかなとも感じる。
結構複雑なif文の条件を作りがちになるので、教訓にはしたい。

この通り。

3部【コードの再編成】

Utilを集めたり、タスクを小さく分割したりと、割とコーディング中に頭の中で設計しがちな内容だった。
自分は割と汎用コードをたくさん作るが、初期段階で経験則から汎用的になるだろうとして作るものの、意外と使う場がなかったりすることもある。
割とYAGNI原則に反してしまっており、汎用コードは汎用的になる場面で改めて作ろうと感じた。
また、やっているつもりではいるが、気づいたらメソッドが大きくなっていたりということもあるので、小さく軽量な1タスクのメソッドやクラスを作ることを意識していこうとおもう。

まとめ

割とサクッと読める読み物なので、やはり界隈で言われるように必読の名著だと思う。
数年に一度読んで振り返るのも大事かも。

次は、なぜプログラムは動くのかを読む。